The Code

鈴木雅之 The Code歌詞
1.THE CODE ~暗号~

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

話をしているときに
同じ景色を見ているときに
悩み励まし合うときに
懐かしさを憶える人がいる
今日出会ったばかりでも
感じる事さえある時
信じられるんだ僕らが
生まれ変わることを

夢も見ず眠ったその朝も
昨日と同じ気持ちが続いてる
こんな風に想いは途切れずに
何かを求め続いていく

僕らの生まれるずっと前から
初めてのように出会って
また会おうねと終わる最後を
繰り返して来たのだろう
懐かしさの暗号で
繋げられていく約束
そして何度目かの出会いが
また始まろうとしてる

生まれ変わった数は
きっとそれぞれ違うんだ
君が懐かしさを誰かに
感じた事が無くても
自分だけが孤独だと
悲しまなくても良いんだ
心許せる誰かに
これから初めて出会うのだろう

夢に泣いて目覚めた朝に
夢で良かったと微笑んで
胸をなで下ろす優しい朝が
いつか誰かにもやってくる

そう誰もがこの先ずっと
初めてのように出会って
また会おうねと終わる最後を
誰かと繰り返すのだろう
何かを探すその旅で
支え合えた喜びが
懐かしさの暗号になって
約束を繋げていく

“また繰り返してもいいと
思える人生になるように”

僕らは生まれるずっと前から
初めてのように出会って
また会おうねと終わる最後を
繰り返して来たのだろう
懐かしさの暗号で
繋げられていく約束
そして何度目かの出会いが
また始まろうとしてる

何かを探す僕らの旅が
また始まったんだ


2.SPY

作詞:槇原敬之
作曲:槇原敬之

おあずけになったデートに
がっかりしていたけど
偶然君を見かけた
なんて運命的な2人

おめかしと言うよりちょっと
変装に近い服で
出会った頃なら
きっと見過ごしてた

ひょっとしたら別のヤツと
会ってたりして
跡をつけてみよう
イタズラ心に火がついた

だけど 信じてる 信じてる
君を信じてる
2人の日々が大丈夫だと
背中を押す
指令は下された
僕は T-shirtとやぶけた
ジーンズに身を固めたスパイ

超能力者のように
彼女をだましてやれ
「今日 あの娘と会ってたろ?」
驚く顔が見たい

高そうな車の横で
君は急に立ち止まる
運転席の男が
軽く手を上げた

僕の胸が
急スピードで高なる
君はまわりを気にしながらヤツと
キスをした

しゃれになんないよ なんないよ
悪い夢ならば
早めにさめてと
呪文のように叫んでる
真実を知ることが
こんなにつらいなら
僕は スパイになんかなれない

嘘をついてまでほしい
幸せが僕だったのかい?
涙が出てきた
今僕を笑うやつは
きっとケガをする

だけど 信じてる 信じてる
どうか信じさせて
両腕がじんと熱くなる位
抱きしめた強さ
君の身体に
アザのように残ればいい
そしていつか思い出して
嘘も見抜けない程
恋に落ちた
役立たずのスパイを